230人が本棚に入れています
本棚に追加
/150ページ
クリス「…」
亜季「…」
長い沈黙が続いていた。私が解除コードを見つけた場所から先に進めないのだ。
亜季「どうするの?」
クリス「う~ん…鍵が見つからないとなると、見落としがあるかこの先にあるかのどちらかだな。」
亜季「また先に行けって言うの?」
クリス「いや、もう言わないよ。」
クリスさんは腰につけていた無線機を取ると
クリス「あ、こちらクリス。誰かいるか?どうぞ。」
無線機「…」
応答はないみたい。諦めずに何度も繰り返すと
無線機「こちら…クリス…大丈夫?」
反応があった!
クリス「そちらの状況は?…」
やり取りを聞いていたがやっぱりわからない。そして眠気が襲い、ソファーで寝てしまった。
最初のコメントを投稿しよう!