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【空猫】
泣きたくなったら
雨は降り
笑いたくなったら
輝いて
澄み渡る青になり
時に
哀し気な蒼になり
世界中の上から眺めてる
そんな
空に憧れた猫
『全てをそのまま映し出す空になれたらいいな』って
ツンとすまして
淋しがりの君は言うよ
空になれたら
空になれたら
遠く
遠く
小さくなった
あの子の事も
きっと
もっと
見つけられる
空になれたら
空になれたら
昔
昔
怯えて強がってる
僕じゃない僕に
きっと
もっと
伝えられる
近くなくても
ずっと君の上にある
届く場所じゃなくても
感じられる場所
そんな
空に憧れた猫
『ありのままの色で笑って泣いてる空になれたらいいな』って
笑っているのに
笑えない君は言うよ
空になれたら
空になれたら
いつからか
いつからか
難しくなった
僕の説明書も
きっと
きっと
見つけられる
空になれたら
空になれたら
今も
今も
怯えて強がってる
君じゃない君に
きっと
もっと
伝えられる
唯一無二の色彩を描き続ける
青い空を眺めてる
青い空に憧れる
僕は気まぐれ
空に焦がれて
恋した 空猫
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