☆講習と誕生☆

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でもそれはすぐに思い過しだって気付いた。 部屋に入ってすぐ店長はバッグから数枚の書類を出してきた。 (*゜ロ゜)ぽか~ん 呆気にとられている私に敬さんはまた微笑みながら目の前にポールペンを差し出した。 『講習の前にまず契約書に記入してね。ジュース飲みながらでいいからさ。』 テーブルの上に出された契約書の横に冷蔵庫から取り出してきた紙パックのいちご牛乳をちょこんと置いてくれた。 そんな小さな優しさに思わず笑みがこぼれる。 ストローを差し込みいちご牛乳を一口飲み込みながら契約書に目を通した。
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