稟議(りんぎ)顧問アルマ

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アルマ 「どちらに接触するつもりなのかしら」 カブレノフ 「企業発展ならば評議会に塩を送ることもあろう……だが急進派を自称する彼のことだ、アスピナを分裂させてでも那由他の戦力を取り込もうとするだろう」 アルマ 「徒労だわ」 カブレノフ 「勿論だ。だからこそ那由他旅団に所属する君に仲裁を頼みたいのだ」 アルマ 「合法的に対処すれば分裂の危機……やぶを突けば火の粉が散る……か。 最悪、那由他のネクスト戦力で口を塞ぐことに成り兼ねないわよ、その覚悟があるの?」 カブレノフ 「私は部門のいち統括に過ぎん。経営陣の波風に踊らされたくないだけだ………それともオフレコでは納得できないか?」
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