3人が本棚に入れています
本棚に追加
「っは…はぁ、は……これ以上、腹筋鍛える気、ねぇぞチビガキ…はぁ…」
息も切れ切れに、それでも年上の意地か、憎まれ口を叩く。
「はっ、チビだったのは昔だろ?それに……」
荒い呼吸を繰り返すアゲハの唇に触れる。
その熱い吐息に、吸い込まれる様にカイルの唇はアゲハのそれと重なる。
「ガキは欲情しない」
指を口内に差し入れて、無理やりこじ開ける。
その隙間から舌を入れて、アゲハの上顎を舐めあげる。
「ハ、ハイ…ル……」
カイルの指が、舌が邪魔で、満足に言葉も出せない。
挙げ句、こんな経験のないアゲハは、カイルの舌の動き一つ一つに、時おり舌を撫でる指に、くすぐったくて体が跳ねる。
最初のコメントを投稿しよう!