~出会いと始まり~

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外に出ると家の前でいつものように3人の人が立っていた 「優希、遅いよ」 こいつは「佐久間 空(さくま そら)」 俺の家から道を挟んで向かいの家にすんでいる。頭が良くて、男の俺が言うのも変だがイケメンだ。 かなりモテてるみたいだけど今まで付き合ってるのを見た時がない。何でも理由があるらしい 「まったく、いつまで待たせるつもりよ」 こいつは「霧雨 神楽(きりさめ かぐら)」 俺の家の左側にすんでいて、やたらテンションが高くて、スポーツ万能なやつだ。 あっ……あと、かなり性格と口が悪いのを忘れてたぜ!! 「……今、私のこと馬鹿にしたでしょ?」 ………こいつは読心術でも使えるんですか? 「おい優!!いつまでこの俺様を待たせるつもりだコノヤロー!!」 こいつは………まぁいいや。説明するの疲れたし 「ちょっと待てよ!!何で俺だけそんな扱いなわけ!?」 …………チッ 「あっ……今舌打ちしたよね?絶対したよね!?」 「するわけないだろ~?」 したけどな!! この五月蝿いやつは「三春 恭助(みはる きょうすけ)」 スポーツは出来るが、頭が心底悪い。あと変態でオタクってとこかな?ちなみに家は俺の家の右側ね 「ほらこれで満足か?」 「おぉ……。分かりやすくて最高だぜ!!」 …………これでいいのかよ
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