~出会いと始まり~

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3人とも幼馴染みで、小学校に入学する前からの付き合いだ 家族が死んだ時も、なんだかんだで一番支えてくれたのもこの3人だった。こいつらとは、ずっと友達でいたいと本当に思う 「んじゃ、早く学校行こうぜ。遅刻するのは嫌だし」 「そうね。でも、誰かさんがもっと早く来れば余裕だったのにねぇ~~」 …………神楽さん? 俺のこと言ってるんですか? 「ねぇ、優希?」 ビンゴみたいです…… 「……ハイ、ソウデスネ」 「何、開き直ってんのよ!!」 「いてっ!!」 殴ったね……。オヤジにもぶたれた時ない…………… よく考えたらあったわ 「まぁまぁ、2人ともその辺にしないと本当に遅刻だよ?」 ナイス空!!さすが優等生!! 「ちっ、仕方ないわね。今回はこれで許してあげるわ。でも次はもっと早く来なさいよ!!」 ……心得ておきます そう言って学校に歩き出す神楽の後ろを俺と空が続いた
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