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「ほんと、災難だったなぁ。同情してやるよ!!」
そんなことを言いながら、隣で恭助が笑っていた
……くそっ。今隣にいるこいつを今すぐ殴ってやりたい。
人の遺影まで勝手に作りやがって……
「ホント、あんたも馬鹿よね。秋夜先生の授業中に夕食のこと考えるなんて、夕食より命の方が大事に決まってるじゃない」
………お前まで言ってくれますね……。
仕方ないだろ、お腹減ったんだから!!人の三大欲求の一つだぞ!!
はぁ………
今日は朝からついてないぜ……
「もういいだろ……。それより早く帰ろうぜ。体中が痛くて何もしたくないから、早く帰って寝たいんだよ」
俺のこの一言で、家へと歩き始めた
いつものように、ごく普通の何でもない会話をしながら家に帰っている時だった
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