~出会いと始まり~

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ピピピピッピピピピッ…… 俺は目覚ましの音で目を覚ました。ずいぶんと不思議な夢を見たものだ。頭を整理するのに少しの間、ぼぉ~~っとしていた あぁ~……、何だったんだ。夢にしちゃ出来すぎてるでしょ。………まさか、また見るとはねぇ…… ふと、目覚ましを見ると俺は目を疑った 「…………………。やっべぇーー!!」 朝から近所迷惑になるんじゃないかってくらい叫んでしまった そのあとはいつもみたいに神楽に殴られながら、走って学校に行くことになりました…… その日の夜。俺は寝る前に夢のことで迷っていた 黒い猫が言っていた窓の鍵を開けておくか、開けておかないか…… 本音を言えば、開けておきたくない。ただでさえ寒いのに真冬に窓の鍵だけとはいえ、開けるのはちょっと……… でも、最後の猫の言ったことが気になって眠ることが出来なかった 『それは優希さん、あなた次第です』 まったく、どういう意味だよ……。……これのこと言ってるのかよ…… 結局、俺は鍵を開けて寝ることにした。最初は寒かったけど、すぐに眠りについた………
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