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「ヤッホー、優希!!呼ばれたとうり来てやっ………た………。…………何してんの?」
神楽が勢いよく入って来たため、俺は正気に戻ることが出来た
ナイスタイミング!!助かったぜ神楽。今ならお前が天使に見えるぜ!!
「………まさか、私にイチャイチャしてるの見せつけるために呼んだの?」
…………えっ?
「いやぁ違うから!!これには訳があるんだよ!!」
「ほぅ………。んじゃ話してもらおうか……………。私の攻撃で死ななかったらな!!」
前言撤回!!今は悪魔に見えるから!!ってか後ろに出てるの何だよ!?ス○ンド?ス○ンドですか!?
「ちょっ……落ち着けって!?話を聞けって!!なっ?話せば分かるから。くっ………来るなって!!」
「…………じゃあな、優希」
ひっ!?
うっ………うわあぁぁあぁあぁぁぁーー…………
俺の意識はそこで途切れた。最後に見たのは目が笑ってなかった神楽の顔だった………
「なぁ~んだ。そうだったの。もう、初めに言ってくれたらよかったのに」
あれから俺が目を覚ましたのは30分後だった。その時には空と恭介も来ていて、4人で楽しそうに談笑していた
「…………ったく。誰のせいでこんな怪我したんだよ」
「ん~?何か言ったかな、優希くん」
すみません…………
俺には謝るしか選択肢がないようだ………。だってしょうがねぇじゃん!!あんな怖い顔で睨まれたらライオンでも逃げ出すわ!!
俺は心の中で悪態をつきながら本題に入ることにした
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