~絆の芽生え~

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「えぇ~っと。とりあえずこいつがしたと思うけど、改めて紹介するよ。こいつの名前は『梓』。俺の従妹で、ワケあって当分俺の家で暮らすことになったんだ」 「皆さん、これからよろしくお願いします」 梓はそう言って深々と頭を下げた。それを見た3人はビックリしていた 「そんなに頭下げなくてもいいわよ。同い年なんだから。私は霧雨 神楽よ。神楽って呼んでね!!」 神楽はそう言って梓と握手を交わした 「僕の名前は佐久間 空。皆は空って呼んでるけど、好きに呼んで構わないから。あと、敬語じゃなくてもいいよ」 空もそう言って梓と握手を交わした お前ら………本当にいいやつらだな!!俺感動したよ!!まったく、俺はいい友達をもっ…… 「俺のことは王子って呼んでくれ!!とりあえず………まず初めにスリーサイズ教え「お前のせいで台無しなんだよ!!」 俺はまだ喋ってる途中の恭介の顔に華麗なシャイニングウィザードをお見舞いした 恭介はソファーからひっくり返って何だか奇妙な声を上げたあと、静かになった…… ったく台無しだよ。俺の感動を返せってんだよ!! 「あのぉ………。彼は……?」 梓がソファーの後ろで動かなくなった肉の塊を指差して言った 「あぁ……。名前は三春 恭介。そいつはゴミだから気にするなよ」 「誰がゴミだって!?」 さっきまで動かなかった肉の塊がいつの間にか復活していた 「てめぇ……。いつの間に……」 「ふっ………。今日の俺は一味違っ……ぐぴぁ!!」 またもや、恭介の喋ってる途中に、今度は神楽の拳が恭介の顔面を捕らえた
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