803人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねぇ優。これ可愛くない?」
「い……いいから早く決めてくれ!!」
今の状況を簡単に説明すると、今、梓の下着を買いに下着売り場にいるワケだが…………
何故俺まで一緒に女性下着の売り場にいなきゃいけないんだ!!
ことの発端は20分前………
「ふぅ~……。着る服はこれくらいでいいかしらね」
さすが神楽。あっという間に服は買い終わった。しかもどれも梓に似合ってるし、俺が言うのもアレだが、センスもいい服ばかりだ
「本当に助かったよ神楽。んで、次は何を買うんだ?」
俺は荷物を持ちながら(空と恭介も)次なる指示を聞いた
「そうねぇ……。買うもの買ったし、残りは下着だけね」
あぁ~………。ついに来ちゃったよ。こればったりはお手上げですね。ここも神楽に任せよう
「そうか。んじゃ、神楽頼んだぞ。俺、そこにいるから」
俺は、神楽に任せて待っていようとしたら後ろから襟を掴まれた
「くぇ!?」
しかも、変な声まで上げてしまった………。うわぁ……周りからの視線が痛い……。こっち見んなって!!
「おい、何すんだよ!?」
俺は後ろにある神楽の顔を見て後悔した………
最初のコメントを投稿しよう!