セイギ始めました

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大学へ戻ると昼休みは終わっていた。「音ちゃん!」和美だ。「和美。もう午後の授業始まっちゃう?」「うん。音ちゃん今日はいいの?」和美は音女の仕事のことを知っている数少ない友達だ。「和美が次の講義出るなら帰ろうかな?」「え?もったいないよ。出れるとき出とかないと…」「今日は何か…ね。」「また、失敗あったんだ…でもそういう天然なとこが音ちゃんらしいよ」「ありがとう。和美」結局、音女は講義に出ることにした。 …終了後、和美と待ち合わせしてカフェにいた 音女「監督ったら、いつもキツいんだよ?確かに転ぶ私も悪いんだけど…」 和美「はいはい…」 いつもこんな調子で音女はぐちをこぼすので和美は慣れっこだった 和美「でもさあ、俳優さんて、かっこいいじゃん?私だったら…」 音女「やめときなよ。余りそんなでもないよ」
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