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泣き叫んだ
苦しかった
だから謝った
でも許してくれなかった
それでも諦めなかった
必死に考えた
あの子が私を許してくれる方法を
何度も考えた
ある時又苦しくなった
責められた 怖かった そして悲しかった
だけどあの子は
私よりも きっと苦しかった
意味もなく流れ込む感情は
きっと哀しくも 怖くもあった
だから似ているあの子に
一番良いと思った方法で謝った
そしたら苦しいことなんて
何も無くなった 嬉しかった
だけど何故か 寂しくなった
嬉しかったのに 苦しかった
好きなのに 届かなかった
でも又ある日 夢に見た
穏やかだった 優しくて嬉しかった
話したかった ずっとずっと
話していたかった
それでもあの子は
遠くへ行って 現れなくなってしまった
多分私しか分からない詩。
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