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翌日。
再び悪夢は始まった。
何故か俺の隣には、瞳孔開き気味で黒い着流しを身に纏いくわえ煙草の男がいる。
確か、真選組副長とか言う役職だったと思う。
世間からは鬼の副長と恐れられている…はず。
そんな男と俺が何故一緒に連れ立って歩いているのだろうか。
「…銀時?」
身長も体格も同じようなゴツい男二人が並んで歩く姿はこの上なく気持ち悪い。
更に不覚にも、俺は恋人と言う地位に位置付けられてしまったらしい。
「どうかしたのか?」
俺が一体何したって言うんだよ…。
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