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朝は早く集合して、夜中まで打ち合わせで眠ることは出来ないのだから、割に合わない仕事だと、常日頃今井は不満に思っているのだ。
それでも、なぜこの仕事を続けているのかは、彼女にさえもわからなかった。
予算予算と喚く上司。責任放棄で部下に仕事を押しつける上司。
昼休みでもないのに、誰も取らずに鳴り響く電話のコール音。
毎日イライラムカムカして、胃痛に耐えながら働く日々・・・。
こんな無意味なことしたかったのかと、自分に問いかける・・・暇などない!
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