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「昨日川口さんが寝てたダブルベッドに…」
『ダブルベッドに何??』
「幕が被されてた…」
『幕ってソファーと一緒の?』
三●さんがビールを口一杯にふくみゴックッと喉を鳴らした。
「いや…そ、葬式で使う白黒の幕や、、、」
『…ク、、クジラマク…』
皆の顔が青ざめた。
「それと…」
『ま、まだあんの?』
三●さんが小さく頷いた。
「枕元に…」
『枕元に何??』
「枕元に電球型のローソクが置いてあった…」
『・・・』
見る見るうちに全身が鳥肌で覆われた。
昨晩僕はそこで寝ていた…
その後、再び酒盛りをして気が大きくなった僕らはもう一度フロントに鍵を借りにいったがフロントマンが若手ではなくなっており、鍵を借りる事が出来なかった。
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