新生活

10/10
前へ
/28ページ
次へ
先輩はパッと手を離し ソファーにドカッと座った。 「お前名前は?」 こいつ、いきなりなんだ!? 「真田 刹那ですけど…」 状況についていけないまま 刹那は答えた。 「俺は二年の神崎 北斗。 これからよろしくな、刹那」 北斗は刹那を見て ニヤッと怪しい笑みを浮かべた。 「ちなみに俺 かなり性欲強いから 覚悟しとけよ」 と言って 北斗はテレビのスイッチを付け タバコに火をつけた。 「はあ?」 「そういうことでよろしく」 そういって北斗は タバコをくわえた。 「よろしくじゃないわ!! 俺男だし!!!!」 「俺、お前なら 男でも気にしないから大丈夫」 北斗は笑顔で答えた。 「俺が気にするわ!!!!」 遠くにいる お父さん、お母さん どうやらここの大学にしたのは 大きなミスだったみたいです。 僕は平和な大学生活を 送れるのでしょうか?
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加