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「よしっ！なんとか潜入成功だな」
フェンスをなんとか乗り越えた緋色は安堵したがそんな緋色に声をかける人物がいた。
「誰が潜入に成功したって？」
「えっ？」
緋色は慌てて振り向くとそこには校門の前で立っていた人がいた。
「遅刻しただけでも許しがたいのに、さらにはフェンスをよじ登って学校内に侵入するとはね・・・」
「すいません・・・」
緋色はただ謝る事しか出来ないので素直に謝った。
「まぁ今回は最初だから見逃すけど今度発見した時は覚悟しなさいよね。あら？それよりあなた見たことない顔ね」
その人物はそう言うと緋色を見て不思議そうな顔をした。
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