日常的な物

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      第一章      私、安東チナツは父と二人暮しをしています。双子の兄は母と3人暮しをしています。チナツと兄達の家は近いので一週間に一回単位で逢っていました。  ある日、チナツは門限を過ぎてしまい父に怒られてしまいました。チナツは兄達に話すと 兄達「だから俺たちと暮らそうと言っているのになぜ一緒に暮らさないんだ。」と念押しに言われたチナツは チナツ「そんなに一緒に暮らしたいの?」 兄達「ああ兄妹だからな(実はチナツが好きだからだなんて言えねぇし)」 チナツ「ホント?本当にそう思ってるの?」と疑うように聞くチナツに 兄達「本当だよ」と兄達は答えたので チナツ「ふーん(何か隠してる気がする)」チナツの勘は当たっていたのだった 兄達は照れ隠しをしてしまう癖があるのだ。それは裏声になってしまうのだ。 とまぁ兄達の紹介はまた今度 チナツにも一緒に暮らせない理由がある。それはフジと言う彼氏がいるからである。 フジ「君の兄達にあまり逢わないでほしい」と言われチナツ「なんでダメなんだろう」この時チナツは兄達の想いに気付かなかったのだ。
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