チューでメロメロ。

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カラオケ店員当時流行りの…名前は『ハル』。 駐車場の車の中で色んな話しした。 なんか楽しかった。 どんなタイミングかもぅ忘れたケド、気付いたらチューしてた。 しかも濃いほぅ。 ァタシ濃いチュー嫌いだった。 なんか無理矢理酔っ払った男友達にされた事があって、それから気持ち悪いって感覚が抜けなかったし。 でもハルのは違った。 なんか爽やか。 爽やか大事だよね~。 髪さらさらだし。 そのチューに夢中になってると ぴぴぴぴぴっ! 「あ、ァタシのBellだ。」 そぅ当時はBellとピッチだったんす。 『マダイル?カレシアリエナイ ラン』 忘れてた。 「友達?」 「うん、でもいーや、シカベルで。」 シカベルって言葉懐かしい。 「そっか。関係ない関係ない♪」  そぅ言いながらまたチューしてきた。 チューで感じる事を初めて知った 梨紗、高校2⃣年生の春であった。
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