2258人が本棚に入れています
本棚に追加
カラオケ店員当時流行りの…名前は『ハル』。
駐車場の車の中で色んな話しした。
なんか楽しかった。
どんなタイミングかもぅ忘れたケド、気付いたらチューしてた。
しかも濃いほぅ。
ァタシ濃いチュー嫌いだった。
なんか無理矢理酔っ払った男友達にされた事があって、それから気持ち悪いって感覚が抜けなかったし。
でもハルのは違った。
なんか爽やか。
爽やか大事だよね~。
髪さらさらだし。
そのチューに夢中になってると
ぴぴぴぴぴっ!
「あ、ァタシのBellだ。」
そぅ当時はBellとピッチだったんす。
『マダイル?カレシアリエナイ ラン』
忘れてた。
「友達?」
「うん、でもいーや、シカベルで。」
シカベルって言葉懐かしい。
「そっか。関係ない関係ない♪」
そぅ言いながらまたチューしてきた。
チューで感じる事を初めて知った
梨紗、高校2⃣年生の春であった。
最初のコメントを投稿しよう!