雨の朝

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送って行こうか?と言われたが 「大丈夫」 そう言って、部屋を出た そう 全然大丈夫 洗面所に、ピアスを置いて来た それを理由に、訪ねて行ける 最高のSEXだった 半年以上前に、男と別れた 優しい人だったが、優しいだけ 実は独占欲が強く 嫉妬深くて、自由が無くなった 「もう、男なんて要らないっ 面倒だし、うっとおしい」 そう思って、付き合う相手も SEXする相手も居なかった 半年ぶりのSEX   すっごい良かった・・・ 思い出すと、身体が疼く程に 快感の強いSEXだった 抱き心地のいい男 肩から腕にかけての力強さ 背中に回した手に伝わる 筋肉質な肩さ そして、挿入された大きさ 思い出すだけでゾクッとした   何日かしたら   ピアスを取りに行こう そう考えていた シンはシャワーを浴びた後に、洗面台にあるピアスを見つけた わざと?と思わなくもなかったが 深くは考えなかった 挿入した時の快感を思い出すと もっとその感覚を味わいたくなった 絡みつく様な肉厚 その温かさ たまらない快感だった またやりたい 正直にそう思っていた
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