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「もういいわ。複雑な料理はやめた。」
諦めるのが早い輝夜。
「でも、お腹はすいたのよねー。どうしようかしら?」
冷蔵庫を見ながら考えていると
「仕方ない、卵でいいわ。」
卵を手に取って言った。
「生ってのも何かアレね。焼きましょう。」
コンロの前に立つ輝夜。そしてハンドルをひねる。
カチャ カチャ
しかし火が付かない。
「確かこれをひねればいいと思ったんだけど…?」
そこで輝夜は閃いた。
「そうだ!レンジで温めれば焼けて目玉焼きになるんじゃないかしら?」
そう言うと卵をそのままレンジにいれた。
「スイッチーオーン!」
勢いよくスイッチをいれた。
「さすが私ね。焼かなくたってレンジを使えばいいじゃない。まぁ最悪ゆで卵でもかまわないわ。」
その瞬間…光が走った。
「えっ!?何!?」
ドッカーーーーーーン
一方その頃…。
「姫様は何を食べてるのかしら。」
食事をしながら永琳が言った。
「私達だけ美味しい物食べちゃって何か悪いですね。」
鈴仙がちょっと申し訳なさそうに言う。
「うまうさー♪」
てゐもご機嫌のようだ。
「まったく、てゐは食事中はおとなしいのね。」
呆れて鈴仙が言う。
「おっ!にんじん残すならいただくうさ。」鈴仙の食事に手をだすてゐ。
「あー!それは最後に食べようととっといたのに~。」
「うーうーうまうま♪」
てゐがふざけながら言った。
「ひ、ひどいー。」
泣きながら鈴仙が言う。
「まったく。賑やかね。」
楽しい食事タイムを満喫していた。
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