緊急コラボその2 放浪狐の天照物語(前)

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「雅様、頼香様… 九十九尾だけ名乗るのも…」 雅の横に居た赤い翼の 女性が提案する 「それもそうですね… では私から名乗りましょう 私は雅、此処朱雀城の 城主をしております 宜しくお願いしますね」 雅は九十九尾に ニッコリ微笑んだ その煌びやかな微笑みに ポーッとする九十九尾… 「ふふ、見とれてるわね ま、無理ないわ 雅はこの世界三大美神の 1人にあげられてるからね~ あ、次は私ね! 私は『頼香』玄武城城主よ 玄武は知ってるわよね」 「ええ…まあ…」 「あれは蛇と亀が 絡まった形で表されてて 私は蛇の方の神格化ね 勿論、亀の方の城主も ちゃんと居るわよ!」 一方、玄武城… 「クシュンッ!」 「鋼冥様、風邪ですか?」 「あ、いえ…恐らくは 頼香が噂をしてるのでしょう」 「じゃ…次は…」 「ハイハイ!私、私!」 頼香の横に居た白虎の 女性が元気よく手を上げる 「次は私ね! 私は『麗牙』白虎城の 副城主をしてるの! 宜しくね、九十九尾」 「は、はい…」 「あ、麗…そう言えば 『皇牙』はどうしたの?」 頼香は麗牙に訪ねる 「ん?お兄? お兄はじっとしてるの 苦手だからね~🎶」 「麗牙様の…お兄さん?」 「うん、『皇牙』って言うのは アタシのお兄! 同じ白虎で城主してるよ!」
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