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「雅様、頼香様…
九十九尾だけ名乗るのも…」
雅の横に居た赤い翼の
女性が提案する
「それもそうですね…
では私から名乗りましょう
私は雅、此処朱雀城の
城主をしております
宜しくお願いしますね」
雅は九十九尾に
ニッコリ微笑んだ
その煌びやかな微笑みに
ポーッとする九十九尾…
「ふふ、見とれてるわね
ま、無理ないわ
雅はこの世界三大美神の
1人にあげられてるからね~
あ、次は私ね!
私は『頼香』玄武城城主よ
玄武は知ってるわよね」
「ええ…まあ…」
「あれは蛇と亀が
絡まった形で表されてて
私は蛇の方の神格化ね
勿論、亀の方の城主も
ちゃんと居るわよ!」
一方、玄武城…
「クシュンッ!」
「鋼冥様、風邪ですか?」
「あ、いえ…恐らくは
頼香が噂をしてるのでしょう」
「じゃ…次は…」
「ハイハイ!私、私!」
頼香の横に居た白虎の
女性が元気よく手を上げる
「次は私ね!
私は『麗牙』白虎城の
副城主をしてるの!
宜しくね、九十九尾」
「は、はい…」
「あ、麗…そう言えば
『皇牙』はどうしたの?」
頼香は麗牙に訪ねる
「ん?お兄?
お兄はじっとしてるの
苦手だからね~🎶」
「麗牙様の…お兄さん?」
「うん、『皇牙』って言うのは
アタシのお兄!
同じ白虎で城主してるよ!」
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