緊急コラボその2 放浪狐の天照物語(前)

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「合格よ、九十九尾 楽しませて貰ったわ! この国での商売、認めましょう …で…何だけど… さっきの栞の手品のタネ… 教えてくれない…イタタッ」 その言葉に菫が雅の耳を摘む 「雅様!手品師に タネを聞くのは無粋です!」 「栞?私達には手品の タネ教えてくれるわよね~」 「あ、頼香ズルいっ!」 「え…あと…その…」 栞に詰め寄る頼香、麗牙、棗 一方、3人詰め寄られ モジモジする栞 「雅様、頼香様… 九十九尾はこの天照を 人間、妖怪問わず 笑顔にしたいと…」 「あ、涼歌!何言って…」 涼歌は雅、頼香に進言する 恥ずかしがる九十九尾だが… 5人からは驚きの声が上がる 「凄ーいっ! 言うじゃない九十九尾!」 「良い目標よ 頑張りなさい九十九尾!」 「私達も応援してますよ」 「皆の笑顔が…増えるなら…」 5人から声援を受け 平伏する九十九尾 そして城から出 朧車に乗る涼歌と九十九尾 「なあ涼歌…何で いきなりあんな事を…」 「目標実現には後ろ盾が 多い方が良いじゃろ? 言ったからには やってみせろ九十九尾よ…」 「ん~…まあ…それが 俺の目標でもあるからな…」 九十九尾は自分の頭を 掻きながら答える
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