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空也 「はあ じゃ1つ……」
美咲 「ダメです!
知らない人から物を貰っちゃいけないって 小さい頃に習わなかったんですか!?」
空也 「え……でも刹那さんだし…」
美咲 「余計! 悪いです!!」
刹那 「や――だ 心配しなくたって平気よ ほら。
美ー咲ちゃんもどお?」
美咲 (自分で食べる+わたしに勧めてくる=仕掛けナシ!?
そんな……あの刹那さんに限ってありえない……でもまさか)
空也 「あ 美味しいっすよ」
刹那 「でしょ~
ほら大丈夫だから 美咲ちゃんも ね?」
美咲 「じゃあ1つ……ホントだ!美味しいです!」
空也 「意外と…いやほんと美味しいですよー」
刹那 「あら~~アリガト……(なーーんてね 美咲ちゃんも甘いわね。
仕掛けがあるのはとーぜん 空也に勧めた水玉の包み紙の方だけで あとはただの市販品よ!
これを舐めながら見つめ合うこと10秒以上……)」
じーー
空也 「?」
じー
空也 「あ……あの………刹那さ………?
………ん!?」
どくん
美咲 「どうしたんですか?
空也さん」
空也 「………」
がしっ
空也 「結婚してください」
美咲 「……な!?」
刹那 「……え?」
空也 「貴女みたいな魅力的な女性がこんな側にいたのに 今まで気付かなかったなんて信じられない………」
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