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…いつも貴方を思っています…幸……村……様…
猿飛佐助…は空を見上げながら思っていた。
「どこにいるんだ…幸村様…」
とため息をつきながら呟いた。
俺、猿飛佐助には小さい時から鮮明に覚えている事があった。
それが……前世の記憶……
笑っちゃうよね…と誰でも思うと思う。もちろん俺も最初は思った。だけど………
「日に日に強く思っちゃうんだもんな」
そんだけ、前世の俺の思いが強かったのかな……と佐助は頭をかきながら思った。
思いに耽っていると、後ろから
「何が思っちゃうんだぞ…だ?……それと後ろががら空きだぞ」
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