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梅田で働いていた私に合わせたのかは、わからないが彼もまた梅田で働きだした
彼は遅刻もせずに愚痴も言わずに頑張って働いていた
そんな時、あんな無愛想な大輔のママがご飯に誘ってくれた
大輔がバイトに慣れた頃だった
初めての晩ご飯は大輔の家の近くの沖縄料理を出す居酒屋だった
大輔「遠慮する奴嫌いやから最初から素の自分でいってな」
そう大輔に言われてもやはり、彼氏の親との晩ご飯では緊張するし遠慮してしまうのが普通だ
だか、大輔も少し変わった
その事でママも少し変わった
私が変わらなければ、仲良くなれない
そう思い、居酒屋の扉を開けた
おおげさな様だが、この時は、戦いに行くかの様な覚悟がいる事だった
どんな態度や発言が吉と出るんだろう
そんな答えのない問題に頭を悩ませながら扉を開けたのだ
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