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私が後ろを振り向くと、私に飛びかかってくる男子たちがいた。
「えっ…!?きゃー!!!!」
私は慌てて椅子から立ち上がり、教室を出た。
「はぁ…っ。」
ヤだよぉ…!!
私を後ろを見た。
「よかった…追いかけて来てない…。」
私はホッとして、前を向いた。
私の前には黒い影があった。
「え…。」
そんな…。
「見ーつけた♪」
男子たちは、先回りをしていた。
「きゃー!!!!」
私はまた、来た方向に足を向けた。
ボスッ
何かにぶつかってしまった。
「きゃっ…すみませ…。」
顔を見ると…そこにはニヤけた男子。
後ろも前も…男子に囲まれている。
「やっ…!!」
ヤだ…怖い…!!
「久しぶりの女…。」
男子たちは目をキラキラさせている。
私の後ろにいる男子が、私の手を掴んだ。
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