1章 浦島太郎

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  。*゚*。*゚*。*゚*。*゚*。*゚*。*゚*。*゚*   浦島太郎という若者 それはそれは真面目な働き者 それはそれは心優しい若者   年老いた母親助け 来る日も来る日も働いてた   ある日、浦島太郎 魚釣りの帰り道 いつもの浜辺歩いてた   近所の子供が騒いでる 何事かと思い見てみれば 子供たち、海亀いじめてる   可哀想に思った浦島太郎 魚やるから離しておやりと 子供たちから海亀助けてやった   海亀助けた浦島太郎 もう捕まるんじゃないよと 海亀、海へ帰してやった   次の日、浦島太郎 小舟に乗って海へ出た 売り物の魚、釣るために   沖で魚釣っていたら もうし、もうしと声がする 誰も居ないのに声がする   驚き声の主探してみれば 水面に海亀が顔出した 前の日助けた海亀だった   なんとまぁ不思議 海亀が言葉喋ってる 浦島太郎、驚いた   落ち着き海亀の話聞けば 昨日助けてもらったお礼 竜宮城へお招きしたい 海亀、男にそう話す   竜宮城は海の中 どうぞ背中にお乗り下さい 海亀、男にそう話す   半信半疑の浦島太郎 だけど竜宮城へ行ってみたい 好奇心芽生え 海亀の背に乗った   海亀の背につかまって さぁ、竜宮城へ参りましょう 乙姫さまもお待ちかね 早く竜宮城へ参りましょう   なんて不思議なんでしょう 海の中でも息が出来る 浦島太郎、驚いた   浦島太郎、背に乗せて 海亀どんどん潜ってく 目指すは海底、竜宮城   海亀の背に乗って 海中進む、浦島太郎 期待に胸膨らませ   乙姫さま住む竜宮城 それはどんな楽園か      
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