4/5
前へ
/45ページ
次へ
「この鎖から私を……」     誰かいるような気がしただけだ   この空間に鎖で閉ざされた私は誰かにすがろうとした 誰か、ではなく私でないと意味がないのに     心の奥底 私自身 その中で湧き出たものがあった       私は水滴を残して 眠りについた  
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加