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ある晴れた日。
いつもと変わらない時間が過ぎ行くそんな中
杉下右京と亀山薫は
警視庁の一室
特命係の部屋に居た。
特に仕事をまわして貰える筈もなく
暇をもて余していた――――
持て余していた暇を潰すかの様に
彼はトイレに行く事を思いつき
飲みかけていたコーヒーを置くと
「右京さん
俺、ちょっとトイレ行ってきます。
どうせ暇なんで。」
と、
部屋を出て行こうとしたのだった。
だが、その時
「ちょっと待って下さい亀山君。」
と、後ろから自分を呼び止める右京の声が。
どうせ暇などと…と
またお小言を言われるのかと思った亀山は
「何すか!?」と
棘ありげに返事を返した。
所が
その返答は彼の予想だにしないモノだった。
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