ー外法狩りー

第一章 誕生日

ルフィナ｢カハッ・・・・・！！！！｣

ルフィナの口から紅色の液体が勢いよく出てきた。

それはベタリとケビンの頬につく。

ケビン｢くっくっくっ、・・・・・どうやら・・・・・俺も終わりのようだ・・・・・｣

ケビンはバタリと床に足を落とした。

ケビン｢・・・・・だが・・・・・完全に消えるわけではない、いつか俺は長い歳月を経て復活するだろう・・・・・、そして、またこの者に・・・ーーーーー｣

バタッ・・・・・。そう言いかけるとケビンはルフィナに刺さっている短剣に吸い込まれるかのように倒れた。
ルフィナ｢ケビン・・・・・。｣

ルフィナは目の前のケビンを抱きしめた。自分が今短剣に刺さっていることもかまわずに。