第一章 誕生日

28/29
前へ
/51ページ
次へ
ケビン「んっ・・・・・。」 ケビンはゆっくりと目を開けた。 そこにはルフィナがいた。 そして、少したって自分が抱きしめられているのが気がついた。 ケビン「うおっ!!!!ね、姉さん!!!!?な、なにやってんねん!!!!」 ケビンは顔を赤くし、後ろに手をつき虫のようにがさがさと後ろに下がった。 ゴン!!!! ケビン「いたっ!!!!」 ケビンはあまりにも後ろに勢いすぎて壁にぶつかった。 頭がジンジンと痛む。 なんとか痛みをこらえ頭をがりがりとかくケビン。 ケビン「いたたっ・・・・・、姉さんなんでこんなとこーーーーー」 そう言いかけると、ケビンは言葉を失った。 そこには胸元に短剣がささって血まみれになっているルフィナがいた。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加