兄貴

4/7
前へ
/94ページ
次へ
「こうなったら強行突破だ。」 「うわっ!」 俺は兄貴の足元から布団の中へと潜り込んだ。 「…っ…ははっ。やめ…くすぐってぇよ!」 「兄貴が起きねぇからだろ。」 「バカっ!」 バカって言われても、全然迫力ねぇし。 寧ろ可愛くて仕方ないんだけど。 あ、言い忘れてた…。 俺、兄貴のことが大好きです。 いや…、それ以上に愛してます。 許されない事だってわかってる。 だけど…、この想い、諦めるなんて無理だ。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加