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「こうなったら強行突破だ。」
「うわっ!」
俺は兄貴の足元から布団の中へと潜り込んだ。
「…っ…ははっ。やめ…くすぐってぇよ!」
「兄貴が起きねぇからだろ。」
「バカっ!」
バカって言われても、全然迫力ねぇし。
寧ろ可愛くて仕方ないんだけど。
あ、言い忘れてた…。
俺、兄貴のことが大好きです。
いや…、それ以上に愛してます。
許されない事だってわかってる。
だけど…、この想い、諦めるなんて無理だ。
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