兄貴

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「…もう無理だよぉ。」 息を切らせながら、耳元で訴えかけてきた兄貴。 言い方が可愛すぎる…。 本当にこれが18歳の男なのか? 「ゴメン。ちゃんと起きるから、ね?」 「わっ、分かればいいんだ。」 俺は咄嗟に布団の中から飛び出した。 俺だって兄貴と二人で布団に入ってたいのは山々だけど…。 このままじゃ、理性が持たない。
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