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「浅間誠也君だよね…私、一目惚れしちゃったみたいなんだよね」
派手な髪と濃いメイクをしたギャル系。
清楚で、色白なお姉系。
ふんわりとしたパーマをかけて背の低い妹系。
三人共、同じような言葉で俺に告白してきた。
「ありがとう、こんな俺を好きになってくれるなんてすげぇ嬉しい。けど、俺は勉強とかに専念したくて…まだ彼女とかは作る気ないんだよ、でもありがとうな」
全員そうやって断る。
ごめんなさいは、言わない。俺は、悪い事してないからね。
最後に笑顔を見せてありがとうと言えば、振られたくせに女は満足する。
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