私の常識が壊れた日

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私は、ごくごく普通の女の子だと思う。ダイヤとかの宝石じゃなくて、そこら辺に転がっているただの石のような、どこにでもいるような普通の女の子。 そんな私もそれなりに恋とかそういう甘ったるいものに想いをはせてたことだってある。 小学校の時には中学生になれば恋人が出来るなんて考えてたし、いざ中学生になれば高校生になったら彼氏が出来るだなんて考えてた。 そんな、夢みたいな考えは、高校入学式の朝にぶち壊された。もちろん、それは先輩の手によって、です。 その日から、私の常識ある生活が壊れてしまったのだと、心から言えます。
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