第四話 学年最後のテストへ……!

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「…では、授業はこれで終わりだ。宿題はしっかりやってくるように!委員長、号令!」 「起立、気をつけ、礼」 四時間目終了! さて、生徒会室に行くか。 「あ、やっすーは生徒会室に行くんすか?」 「うん。瑞姫先輩に呼ばれてな。行ってくるよ」 「わかった。じゃあ俺たちは二人で昼食だな。」 「保幸くん、お弁当持ったぁ~?」 国世が裏声で聞いてきた。 き、気持ち悪いなぁ……。 「大丈夫。持ったよ。んじゃ」 「あぁ」 「さて、論吉くん。二人で一緒に食べよっ」 「国世、気持ち悪いぞ……」 「なんだよ~。つれないなぁ……。」 生徒会室前。 最近よく来るなぁ。 まぁ、俺も一応生徒会の一員になったわけだから、当然なんだが。 ガラガラ……。 「失礼しま……わっぷ」 ムニュッと、顔に柔らかい物が当たった。 しまった。 ノックしとけばよかったか? いや、でもこれはこれで! 「わわわ!保幸くん!?は、離れて!」 「あ、すすす、すいません!」 俺は慌てて瑞姫先輩から離れる。 「あら、魅せてくれるわね」 「もう!二葉ちゃん!」 「ちゃ、茶化さないでくださいよ!」
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