第四話 学年最後のテストへ……!

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…朝。 昨日は姉さんとたくさん遊んだし、たくさん振り回された。 まだちょっと疲れが残ってる、かな? ♪~♪~ 俺の携帯が鳴ってる。 誰だろう。 俺は携帯に出た。 “保幸く~ん!おっはよ~!起きてた?” “みみみ、瑞姫先輩!?” な、なんで瑞姫先輩が!? し、しかも朝に! “あれ?その反応じゃ、今起きたって感じだね?” “あ、はい。そうです。…じゃなくて、おはようございます。な、なんか用ですか?” “そう、それだ。あのね、保幸くん、今日の昼食の時に、生徒会室に来てほしいの。亜芽位祭の出し物が決まったんだ~!” “ほ、本当ですか!?でも、それは今言った方が……” “いやいや、保幸くんの顔をしっかり見て言いたいの!保幸くんの驚くリアクションが見たいんだよ~” 驚くリアクションって……。瑞姫先輩、俺をちょっとからかってるな……。 “俺は、そう簡単には驚きませんよ?” “本当かな~?じゃ、また学校で!昼食の時だよ?” “了解しました。また学校で” プチッ。 …亜芽位祭の出し物か……。 何だろうな。 てか、俺はまだ亜芽位祭そのものを体験したことがない。 どんなものだろうか。 中学のよりもすごいのかな?
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