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うん、そんな大それたことじゃなかったよ
だってただ引いただけだもん
サエコ「よし、皆にくじは行き渡ったか?それじゃあ中身を見ずに真っ二つに破いてくれ」
A「何で中も見ずに破くんですか?」
おっと、皆の疑問を聞いてくれたよこの…………A君が……
Aって事はもう出てこないんだね…ありがとうA君、さようならA君……
そんなA君に最後の言葉を投げかけていると、先生は説明を始めた
サエコ「だから冴子だって言っているだろう、もしくは冴ちゃんでもいいぞ?君の好きなように呼んでくれ」
ユウキ「んじゃあ、先せi…「それはダメだ」
うん、もういいや………
サエコ「おっと、何で破くかだったな…それは、面白いからだ」
面白いから?何が?
A「なにが面白いんですか?」
おぉ!A君!もう会えないと思っていたのに………
サエコ「君たちは校長の話を聞いていなかったのか?変化があると言っていただろう?それは紙を破ると変化が始まるんだ、まぁなんだ。見ないようにするのは……その…………
楽しみなんだ、何も知らずに変化にあたふたする君たちの表情がな」
(((((なんじゃそりゃ!!)))))
クラスが一つになった瞬間だった
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