青天の霹靂

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とうとう明日で30歳って日に 突然突きつけられた彼からの 「離婚」 の言葉。 「好きな人が出来た」 「もう3ヶ月、その子とは付き合っている」 「別れてほしい」 確かに最近冷たくて 夜も仕事を理由に帰ってくる事も少なかったけれど 彼は浮気をするような人じゃない…そう信じてた。 いや。 気付いてたけれど、気付かないフリをしていただけかも知れない。 私の気持ちは何一つ変わっていなくて。 そりゃ、燃えるような恋心はなかったかもしれないけれど それでも、彼が、一番の私の理解者で 私も彼の一番の理解者だと思っていたから。
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