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「優輝~、帰ろうぜぇ。」
「いいよ~。」
その会話で教室中の空気が凍った。
今まで、声を交わすことのなかった双子が、突然声を交わしたからだった。
優輝と光輝は仲の悪い双子
その事はクラス中…いや、学年中の常識だった。
「ちょっ…、優輝・光輝!なんで、2人仲良くなってるのよ!?」
2人の幼なじみの友紀が2人に声をかけた。
「俺たち、もともと仲良いから。な、優輝。」
「へ!?あ、うん!」
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