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「やめて………」
美少女は、ちょっち鼻詰まり?って感じの鼻声のか細い声を発した。
くっ、民間人に守られてしまうとは……軍人としてハズイ。
サンダース軍曹。
ワタクシ高宮一等兵、この戦いが終わったら国へ帰ろうと思いま……………
「てめぇはどいてろ!
クソアマァ!!」
がすっ
「…っ…………」
美少女が、蹴られて倒れた。
足には倒れた時についたであろう傷から血ぃがでている。
ブチっ
ブチブチブチブチブチブチっ
ブチィィィィン!!!!
プッツ~ン
「貴様らっ。おなごに怪我ぁ負わすたぁ男の風上にも置けねぇクソ野郎だなぁ。
死んでワビいれろやクォラ!!」
「ひぃぃぃぃぃっ!!!」
仁のあふぉ面が………
ませたガキんちょも逃げ出す鬼の形相に変わりムサ男達がビビりだした。
「おっ、お助けぇぇぇぇぇぇ!」
「逃がすかっ………」
逃げ出すムサ男達を追い掛けようとする仁の服が引っ張られた。
「いっいいよ………もぅぃぃ」
服を掴む美少女の手が、身体がふるえていた。
ムサ男達に絡まれた上に
仁の形相があまりにも怖かったみたいだ。
ふるふるとふるえて小動物のような美少女の姿が仁の瞳に映った。
「食べちゃいたい☆」
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