温故知新

7/13

269人が本棚に入れています
本棚に追加
/494ページ
的山も事態が飲み込めず立ち尽くしていたが、ある通信でことの真意がわかる。 「一佐!!生きてやすか?」 それは勝からのものであった。 「お……お前!!援護が遅すぎだろ!!」 「あんたが早よぅ動きすぎなだけです」 的山は安堵の息をこぼす。 「それより一佐もう撤退してくれやせんか?」 的山はその言葉に驚く。 「お前!!では誰がここでこいつを食い止めるんだ!!」 「心配ご無用っすよ。あいつが来やしたから」 ……あいつって、まさか!!
/494ページ

最初のコメントを投稿しよう!

269人が本棚に入れています
本棚に追加