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的山は頷く。
「あぁ、あいつを裏で告発したのは俺だからなぁ」
「……！そうだったんですか」
裕は先ほどから出る新事実に驚かれされつつ、平静を保とうとしていた。的山は言葉を続ける。
「青葉は当時から危険分子で自衛隊内分裂も時間の問題だった。だが、ヤツはその前に国外の勢力に呼びかけていた」
時代の変化や話の移り変わりの激しさに、少し頭が混乱しつつ三人は次の言葉を待つ。
「それでできたのがブラック・アークエンジェルだ」
「ってことは連中は青葉っちゅうヤツの配下なんですよね？」
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