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廊下は寮と思えないほどしっかりした作りで、普通に暮らしても苦情がでないくらい満足な施設だ。
寮を出ると、昇ってから数時間しか経たない朝陽がとても眩しく、あまりの眩しくさに手で目を覆う。
さて、俺もとうとう尉官かぁ~。もう直ぐ二尉に追いつくのかなぁ。
そう思うと不意に足を止めた。
そう、もう一つの不安要素を思い出したからである。
今日の説教、まだだったよな……。まさかな……。
期待を裏切る日常を思い出し、それを仕切りに否定しながら歩き出した。
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