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そして隣にいる男に言うのであった。
「どうやらただでは返してくれないようだな……」
「そうみたいですね」
そしてこれが谷山 鋼一朗最後の戦となる―……
「てか親父はただの巡回的な任務で太平洋でてたんやろ?」
この暗い空間で話を聞き続けた勝は、いささか眠そうな顔をしていた。
「まぁな……だけどなまだロシアの残等狩りという任務もあった……ただそれだけじゃ」
「ふぅん……じゃあ続き聞かせてくれよ!」
勝は続きが気になったのか目が輝いている。
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