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残念ながら潤と同じ班ではない。
しかしながら、由紀ちゃんと同じ班になってしまった。
今だけは、現実を忘れて喜びたいと思った。
『マジかよ？』
潤は、さっきまでの不満そうな表情とは一転して、笑いながら話している。
あいつも物分かりのいい奴だな。
ひょっとして潤も、由紀ちゃんが俺の事を好きだということを誰かから聞いて知ってるのかも？！
なら諦めもつくだろ！
なんて、勝手な憶測をして、にやついている。
なんか潤に勝った気がして、少し優越感に浸っていた。
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