別れの日
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「チャンホ・・・」 「これチャンホ、あなたもうしばらくジョンチョルちゃんと会えなくなるのよ、何も言わないで見送るの!?」 そう言われたチャンホはまるで母親の声を無視するように学生服のポケットに手を突っ込んだ。 「・・・おばさんいいんです、オレが逆の立場でもチャンホの気持ちはよく分かりますから」 その時船の汽笛が港中に響き渡った。
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